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僕らは、運送業界の
インフラになれる
可能性を秘めている。

庄司 賢太エンジニア

ミクシィを皮切りに、
3社でスタートアップを経験。

大学も大学院も、専攻は情報工学です。AR(拡張現実)技術を使ったコミュニケーション支援に関する研究を行っていました。
RFIDタグから得た時系列データを収集し可視化するシステムを開発したりしていました。エンジニアには、専門的なスキルを極めたい人も多いのですが、僕の場合は、スキルや技術も大事だけど、ユーザーに使ってもらえない独りよがりな技術に意味はないと考えるタイプ。新卒で入社したのは、ミクシィです。当時はまだ100人くらいの規模で、小さくて色々な事ができそうだと思ったからです。SNS機能のリニューアルを担当した後、新規事業の立ち上げをいくつか経験。そこで、新しいものを創る面白さに目覚めました。
3年経った頃、スタートアップで働きたくて、メンズファッションに特化した会社に転職。「自分が持っている服をアプリ上にアップロードすると、おしゃれなコーディネートを毎日提案してくれる」というサービスを立ち上げました。3人だけの会社でしたから、できることはなんでもやりました。開発業務はもちろん、カスタマーサポート、ユーザー調査もやりました。僕自身もファッション好きだったので、服の選定作業や、選定アルバイトの方向けにマニュアルを作ったり、選定いただいたコーディネートの質をチェックしたりしました。
次に移ったのは、社長1人しかいない会社です。「ネットのインフルエンサーと企業スポンサーをマッチングする事業のスタートアップをやらないか」と声を掛けていただいて。ところが、早々に大手に買収されちゃったんです。「もっと小さな会社で挑戦したいな」と思っている時に、Azoopに出会いました。

Azoopは、
限りなく成功に近い
スタートアップ。

3つのスタートアップを経験した僕からすると、Azoopは、限りなく成功に近いスタートアップだと思います。
僕にとって魅力的なスタートアップは、toC(個人向け)ビジネスではなく、toB(法人向け)であること。フェイスブックやソーシャルゲームのようなtoCサービスは、当たれば爆発的な収益が上がるものの、不確定要素が多すぎると考えます。それから、IT化が遅れている領域であること。独自の商習慣が根付いてて他社が参入しにくい業界であること。
世の中の新事業の多くは、業界のことを知らない人が、目の付けどころだけで挑戦しているケースが多いんですよね。すると、大抵は失敗する。でも、Azoopは、代表の貴頌さんが日光オートという運送業界で名の知れた会社で働いていたので、営業を掛けやすい。入り込むためのチャネルを持っているんです。運送会社さまにも継続的に使っていただいて、PMF(プロダクトマーケティングフィット:商品やサービスがその業界に適していること)も、出来ている。PayPalの創業者であるピーター・ティールの言葉に、「小さな市場から独占しろ」というのがあるんですが、まさにそれです。他社が参入しにくい、競合が取れない顧客を掴んでいるのがAzoopです。
実際に仕事をしてみて、プロダクトづくりの姿勢もいいなと感じています。新しいサービスを創ろうとすると、あれもこれも盛り込もうとしがちです。でも、貴頌さんは、「ユーザーにとって意味のある機能しか入れたくない」という考え方。最小限の機能を入れたMVP(Minimum Viable Product)を作って、お客さんに試してもらって、検証と改善を繰り返す。リーンなサービス開発ができているなと思います。

技術がボトルネックに
ならないように。

エンジニアとしての僕の仕事は、『トラッカーズ』のサービスの開発・改善です。もう車両の売買はできるようになっているので、売りと買いの間のサービスを創っています。例えば、運送会社が車を手に入れた後、荷物を積んで運ぶ過程を最適化する。この車はどれだけ稼げているのか、一台毎の営業管理を支援したいと思っています。お客さまからヒアリングをして、「こういうことがやれると助かる」「この過程でこんな作業が発生する」というカスタマーストーリーを作り、必要な機能をあぶり出して開発します。
常に頭に置いているのは、「エンジニアリングが、ボトルネックにならないように」ということ。「サービスとしては完成したけれど、技術が微妙だからサービスのクオリティも微妙。使い勝手が悪い」という事だけは避けたい。
アマゾンのようなECが普及して、ドライバーがいないという問題が顕在化しましたよね。紙を使ってドンブリ勘定でやっていた運送会社は、会社も働く人も疲弊しています。僕らのサービスを使って効率のいい経営ができるようになれば、業界全体を変えられる。僕らは、運送業界のインフラ、社会に不可欠なものになれる可能性を秘めています。
エンジニアやデザイナーといった専門職であっても、スタートアップの混沌とした環境を楽しめる人に来てほしいですね。「この業務しかしません」ではなくて、会社の成長を第一に考えて、動いてくれる人。