運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」、車両の修理・整備箇所の入力をAIで補助する新機能を追加

~入力された単語・文章から適切な修理・整備箇所を推測。専門知識の有無に関わらず、適切な項目を選択できるように。~

 

当社は、運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」において、車両の修理・整備箇所の入力をAIで補助する新機能を追加したことをお知らせします。
 
本機能により、車両に関する専門知識の無い方でも、手間・誤りなく修理・整備箇所を入力できるようになります。
また、適切な修理・整備箇所が選択されたデータが蓄積されることで、より正確に車両の修理傾向や原価・収支状況を把握および分析していただくことが可能です。
 
 

■ 機能追加の背景

運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」では、整備会社から送付される明細に記載されている「実施年月日」「費用」「修理・整備箇所」などを入力することにより、車両ごとの修理・整備履歴を一元管理することができます。
 
同機能で管理できる項目のうち「修理・整備箇所」は、整備会社ごとに記載の仕方が異なり、専門用語や略字が使用されていることが多いため、車両に関する専門知識の無い方が明細から「修理・整備箇所」を正確に読み解くことが難しいという課題がありました。
 
また、入力担当者が明細から修理・整備箇所を読み解けない場合には、修理・整備箇所に「その他」を選択されているケースも多いため、正確なデータが蓄積されず、車両ごとの修理傾向や原価・収支状況の把握にデータを活用しづらいという課題も発生していました。
 
そのような課題を解決すべく、今回のアップデートでは、車両に関する専門知識の無い方がデータ入力を担当する場合でも「修理・整備箇所」を適切に選択できるよう、AIで入力を補助する新機能を追加しました。
 
 

■ 機能の概要

請求書・記録簿等に記載されている単語・文章を入力していただくと、その内容から修理・整備箇所をAIで推測し、画面上に表示します。
お客様は、画面上に表示された修理・整備箇所をそのまま選択することにより、適切に修理・整備履歴を残していただくことが可能です。

「修理・整備箇所の選択肢推測」画面

 
 
本機能を通じて修理・整備情報をより適切に入力できるようになると、修理・整備の履歴データの活用につなげることができます。
例えば、「どの箇所の修理・整備に費用が多くかかっているのか」「車両の年式や走行距離などによって、その傾向がどう変わるのか」など、蓄積された修理・整備データを原価把握や収支最適化といった経営分析・判断にもご活用いただくことが可能です。
 
今後もトラッカーズマネージャーでは、蓄積された多様なデータを活用することで、より原価把握や収支の最適化につなげやすい機能の開発および実装を進めていく予定です。
 
本機能は「車両管理プラン」「運行管理プラン」をご契約されているお客様がご利用いただけます。
 
・「トラッカーズマネージャー」料金プラン
https://manager.trck.jp/#price
 
 

■ 運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」について

「トラッカーズマネージャー」は、運送会社100社以上の経営者、配車担当者、運行・整備管理者の要望を叶えた運送業務支援サービスです。
各種台帳情報(車両・ドライバー・運行情報)や、勤務計画・配車管理・日報などの運送業に必要なあらゆる業務をデジタル化し、クラウドで一元管理。「トラッカーズマネージャー」に蓄積されたデータをもとに、トラック1台あたりの収益を1秒で集計・可視化し、効率重視の経営をサポートします。
 
料金は月々1万円台からと低単価で、1社ごとに専属のカスタマーサクセス担当が伴走し、導入から運用までをしっかりとフォローします。
 
・「トラッカーズマネージャー」サービスサイト
https://manager.trck.jp